EPA(エイコサペンタエン酸)にはDHA(ドコサヘキサエン酸)と同様に、
血中の脂質やLDL(悪玉)コレステロール、
中性脂肪を下げる働きがあるとされています。
EPAとDHAは同じような働きがありますが、
その働きには微妙に異なるとのこと。
EPAは血液の凝固抑制作用が強く、肝機能を活性化して、
中性脂肪の排泄を促して血液をサラサラにする働きがあります。
このEPAが不足すると、コレステロールの値が高くなり、
その結果、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などにかかりやすくなります。
さらに、血液の粘度が高まり、血栓症になりやすくなり、
高血圧などにもなりやすくなります。
欧米化の食生活が多くなっている今では、あまり考えられませんが、
EPAをたくさん摂り過ぎると、血液が固まりにくくなり、
出血しやすくなるという問題点もあります。
現代では、EPAの不足で生活習慣病が多くなってきているという
現状から考えると、EPAのとり過ぎは考えにくいではないでしょうか。
不足しがちなEPA(エイコサペンタエン酸)はさらさら青魚(ミリオン)で補えます。